6.図面の電子化

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電子化の3つ目は、図面です。

これも、調査報告書と同じく、CADで作ったものはもともと電子データです。

今までは、これを紙に打ち出していました。

今回は、電子情報として取り出しましょう。

これは、不動産登記令第12条第2項の規定( )に基づく作業です。



1.XMLファイルかTIFFファイル

オンライン申請で図面を送信するためには、図面をXMLファイルかTIFFファイルにしなければなりません。

ところで、どんな方法で図面をXMLファイルやTIFFファイルにすればいいでしょうか。


(1) XMLファイル

XMLファイルにするには、ベンダーが提供する最近のCADソフトを利用するか、日調連が提供する無料の「XML土地所在図等作成ソフト」を使います。


(2) TIFFファイル

TIFFファイルは、あなたが今使っている市販のCADソフトで出力できる場合もあります。

また、アクロバット(7以上)や富士ゼロックスの「DocuWorks」というソフトを使ってTIFFファイルに変換する方法もあります。

 

2.TIFFファイルの出力例

ワタシの場合のやり方をご紹介します。

ワタシは、長いことアイサンの Wingneo2 を使っていますので、このCADで建物図面を作成します。

そして、その成果を画像として出力します。

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a.解像度

ワタシは「600dpi」の解像度で出力しています。

法務省の基準では「400dpi」になっていますが、「600dpi」のTIFFファイルで問題なく受理されています。

画像がきれいなら、300dpiでも受理されるようです。*1

*1 詳しくは、 荒井さんの掲示板 を見てみてください。

ただし、解像度が大きいほど、線−−特に斜線−−がきれいに出ます。


b.作成日

ワタシは、TIFFファイルを、建物図面の作成日付以後に作るようにしています。

というのも、TIFFファイルの作成日時はデータとして残りますので、日時の前後が矛盾することが一目瞭然だからです。作成日付以後であれば、理屈の上では同日の午前0時1分でも構わないでしょう。


c.ファイル名

出力するときのファイル名は、建物の図面の場合必ず「tatemono##.tif」(##は,01、02、03・・・)とするように決められています。

ですから、これに従って「tatemono01.tif」とします。


なお、TIFFファイルの作り方の詳しい説明は、「地積測量図に電子署名をしよう」の「4.TIFFファイルの作り方」を見てください。

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3.XML署名をする

出力後のTIFFファイルは、適宜のフォルダに一時保存したあと、事件毎のフォルダにコピーして保存するようにしましょう。

次に、保存したTIFFファイルを、オンライン申請用の添付書類のフォルダにコピーをします。

ここが重要なところです。必ずコピーをします。


そして、XML署名ツールを使って、このオンライン申請用の添付書類のフォルダの中にあるTIFFファイルに、調査士ICカードでXML署名をします。

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XML署名が終わると、


添付情報のフォルダの中身は、次のようになります。


このように、TIFFファイル(***.tif)と、このファイルに対する署名ファイル(***.tif.sig.xml)の2つのファイルが入っています。

2つのファイルを合わせて、電子署名付きの建物図面と言うことになります。

なお、XML署名のやり方は、「地積測量図に電子署名をしよう」の「5.XML署名ツールの使い方」を見てください。


*1 電子化した図面のうち、TIFFファイルの建物図面については、地図情報システム導入の有無によって、次のように取り扱いが異なるようです。

  1. 導入庁で、建物図面を関連付けている庁   ;TIFFファイルのみ送信
  2. 導入庁で、建物図面を関連付けていない庁 ;TIFFファイルの送信 + 紙の建物図面の提出協力要請
  3. 未導入庁                     ;紙の建物図面(職印の押印が必要)の提出が必要

未導入庁では、TIFFファイルの建物図面を送信しても、登記所の方で開いて見ることができません。

そこで未導入庁では、建物図面をPDFファイルにして、PDF署名をして送信しましょう。もっとも、あくまで参考資料です。

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